今回は、飛行機での移動日を除く日本滞在中の3日間を、ほぼ篠笛のためだけに使った濃厚な旅となりました。
帰ってきて暫くは、今回の旅で得た膨大な情報を頭の中で処理しきれなくて呆けていたように思えます。(ちゃんと仕事はしています)
昨日くらいからようやく脳みそが動き始めたようですので、あっちで何をやってきたのか忘れないうちに簡単に記しておこうと思います。
1日目(5/17)
①京都からいったん岸和田へ
今回の滞在先は京都駅八条口から歩いてスグの、R & Bホテル京都駅八条口にしました。
ここの朝ごはんの「枝豆のクリームスープ」が美味しい!
ゆっくり朝の京都を散策したいところですが、急いで京都から大阪府岸和田市へ移動です。
JR新快速、JR環状線、南海電車と電車を乗り継いで岸和田駅到着。
大阪出身ですが、初めて岸和田を訪れました。
岸和田だんじり祭の印象とはうって変わって普段はとても静かな街です。
心地よい海風を感じながら歩くこと10分、岸和田市立浪切ホールに到着。
左上に見えるのが浪切ホールです。 なぜ浪切ホール全体が収まった写真を撮らないかなーわたし |
浪切・・・どういう意味なんでしょう? |
こちらで6月1日(土)に開催される「彫物ひねもす博覧会」のスタッフミーティングが行われていました。
岸和田のだんじり彫刻作品と、そのルーツとなった淡路島の太鼓台の彫刻作品が数多く展示され、講演も行われます。詳細は下記サイトをご覧ください。
彫物ひねもす博覧会(展示・講演)/だんじり彫刻
実は、私ここ1.5~2ヶ月の間、「彫物ひねもす博覧会」当日に発売される、
『図説 だんじり彫刻の魅力-岸和田と淡路で育まれた心と技-』という書籍の製作のお手伝いをちょこっとさせて頂いておりまして、その関係で森田先生にお声をかけていただき、博覧会関係者の皆さまとお会いする機会を頂戴しました。
博覧会主催者の河合さん、平田さんとは初めてお目にかかりましたが、書籍製作作業の中で、お二人の原稿や作品をずっと拝見しておりましたので、初対面のような気がしませんでした。
河合さんと平田さんは職業と作風は違えど、お二人ともどこか温かみを感じる作品を生み出されるところが共通しているように感じました。そしてその作品の雰囲気はご本人の人柄を映し出しているものなのかな、とも。お話はあまり出来ませんでしたが、お会いできて本当に良かったです。
当日お手伝いに行けないにも関わらず、スタッフミーティングにも交ぜていただきました。
岸和田・淡路の巨匠たちの彫刻作品が結集する今回のような展覧会はこれまでになかったとのことで、今回のイベントにかける皆さまの熱い想いがヒシヒシと伝わって来ました。
ミーティング後のランチでも新しいアイデアが湧いて話は尽きず。
皆さん、ご自身が好きなことを極めて生業にされているプロ集団です。
こういう雰囲気の中で食べたお蕎麦と釜飯は本当に美味しかったです。
ランチ後、解散。
お会いした一人一人の方たちから良い刺激をいただきました。
ありがとうございました!
「彫物ひねもす博覧会」のご盛会を心よりお祈り申し上げます!
(追記:こちらのイベントは来場者1,000名超と大盛況のうちに終了しました)
彫物ひねもす博覧会のポスター |
さて、岸和田での用事を終え京都へ戻ります!
京都 篠笛修行メモ2 へ続く。